前日同様、「寝てた」で終わった一日。
4月になってから、にわかに生産的な時間を過ごしているかのような生活が続いていたので、何だか世間が連休に入ってからのこの無為な時間の流れ方が懐かしい気がする。自分に合っているのはこっちの生活なんじゃなかろうか。
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◆で、にわかに非生産的・閉鎖的・無気力的な生活になったなというタイミングで意味のわからない言葉をたくさん話すハハというのは、この家ではもう「仕様」になったんでしょうな。
この家でハハと一緒に住んでる限り解決しない何かがあるような気がするよ…。酒が抜ければ抜けるほど気が重くなるよ…。
予定通り、「酒で寝た」ままで終わった一日。目が覚めたら夕方で、その後は何も考えずボーッとしてるうちに気がつけば深夜になってました。ウイスキーしか飲まなかったから二日酔いは出なかったけど、これでもかというぐらい眠ったなぁ。
何をしとるんでしょうな…。
あとから思い出すと、飲んだ飲んだ、さんざん飲んださという一日だったなと。
むにゃむにゃ言いながら準備をして電車に乗って出動。今まで乗ったことがなかった地下鉄長堀鶴見緑地線という長い名前の路線に、最近になって何度も乗るようになっているのですが、この路線の到着を知らせる音楽がどうも落ち着きません。これから電車に乗ろうかというときに複雑な和音を鳴らすのはやめて欲しい。
◆現地に着いて、とりあえず26日に見つけたパッチの適用。適用するパッチはUSBフラッシュメモリに入れてきたのです。これをプチッと差すだけでホイホイ認識…なんでこのWinMe端末はUSBメモリのドライバが崩壊してるんだろう。女子社員さん、FD1枚貸してください。
…(つД`)
どうにかパッチ適用終了→たぶん問題解決。もののついでに興味本位で巷を席巻したLPT$VPN.594とやらがどこかに残っていないか探してみたのですが、もう消えたあとみたい。月曜日にサンプルとして保管しておけばよかっ…いえ、何でもないのですよ。
へてから、仕様の打ち合わせ。というか確認。少し手間はかかるけど、あまり頭を使わなくてよくて作業量だけが多いという方向の仕様変更なので、今の自分にとっては楽なのです。より具体的に言うと、ロジックを考えるという能力がどこかへ消えてます。もうプログラムは組めないんじゃないかとよく思います。身の振りかたを考えたほうがいいのだろうけど、それすらもはや頭が回らない。この先、どうなるんだろう…。
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◆用事をやっつけて、客先を脱出。とりあえず喫ちゃ店でタバコを吸って鼻毛を成長させる、和みのひととき。場所柄か、周りはどう見ても「これから同伴出勤」な方々だけなのにほぼ満席という不思議な状況です。ここで1時間以上粘ってから一人で店を出るつもりなので、出るときにおねーちゃんに同伴をすっぽかされたかわいそーなコのように見えてしまうという、素敵な仕様。
「今日は一緒に飲めそうですか?」と某技術屋さんに電話・メールを入れてみたり、久しぶりに某方面に電話してみたり…してもなかなか時間が経ちません。入ったときに注文したアイスコーシーなどとっくに尽きています。手持ち無沙汰なのです。
「すいまそん、おかわり」
2杯も飲みたくないのですが、別の場所に移動するのも面倒なのでここでぼんやりしておくのです。外で時間をつぶすのがどうも苦手です。こういうときフラッとパチンコ屋へ行ったりする人も多々いるわけですが、個人的にすごい出費になることがわかりきっているので避けているのですよ。
結局、
- 某技術屋さん=客先軟禁からまだ逃げられない
- さっき行った客先の総務担当さん=月末につき、まだ仕事中
という状況が全く変わらないのでひとり寂しく晩メシを食べることにして、喫ちゃ店をあとにしました。2時間半は長かったなと思いながら。
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◆まづ、一人でびくびくしながら、Bar i:z(イーズ)というお店へ。客先総務担当さんに一度連れてきてもらったので、どうにか一人で入れたのです。いい雰囲気のお店。客の資質が問題で弾まない会話。それをうまく引き出してキャッチボールが成り立つようにしてくださる優しいスタッフ。ありがたいものですな。というか、もう少し上手に生きたいものです。
ツマミっぽいものやらカレーライスやらを注文しながら、お酒も少しずつ注文。少しずつでないと、このあと別の店でまだ飲む予定なので…
もう、角瓶水割りを4杯注文した気がする。
…トイレへ行ってみたら急に目が回ってへたり込んだりするのも無理もない話ですな。馴染みの店でもないのに、脂汗ぐっしょりになって10分ほどこもったトイレから出てきて「すびばせん…おしぼりとお冷をお願いします…」と言っている客というのは、あまり店にとってうれしい客ではないような気がします。冷たいおしぼりのおかげか、割りとすぐに落ち着いてよかったです。席に戻った瞬間に
「貧血、ですかね?」
と尋ねてくだすったのが印象的でした。こっぱずかしかったので、貧血だということにしておいてくださると助かるです(汗)。
そこへ携帯メールが入りました。メールによると、ボウモア12年とやらが30日に家にやってくるそうです。ドキドキします。親切かつ丁寧な説明があとに続いて、
- 1杯め=トクトクという音を楽しんでから、まずストレートで。
- 2杯め=次にトゥワイス・アップで。
- 3杯め以降=お好みで。
…と、飲み方アドバイスつき。で、いま来たメールはかくかくしかじかの内容でぇ…と話していたら。
「こちらがそのボウモアです。一杯いかがですか?」
尋ねられて72ナノ秒で「はい、是非」と答えていたような気がします。お話によると、好きな人にはたまらない、苦手な人はどうしても香りが耐えられないというものだそうで…同じような話をぷらぬら掲示板で読んだような気がしますよ。ぐむ。どんな香りなんでしょう?わくわく。
飲んでみて「独特の香り」が何を指しているのかよくわかったのですが、これは個人的にクセになるほうの香りなのですよ。というか、さっきトイレで目を回していた人が懲りずにまた飲んでいる場合なのでしょうか。
そんなこんなのうちに、既にほろ酔いじゃなくて酔っ払いになってる気がするとか思いながら別の店へ移動。
移動後、山崎水割り1杯のあとロックに移行して3杯ぐらい。24時半頃解散。
- 角瓶・水割り4杯
- ボウモア・水割り1杯
- 山崎・水割り1杯
- 山崎・ロック3杯
こんなことで、いいのでしょうか。翌29日は終日使い物にならないことが既に確定。
ぼんやりぼんやり。ネットに十数時間張りついてるうちに一日が終了。
でも「ネットに何時間も張りつく」という言葉からイメージされやすそうな状態とは何かがどうも違うのです。ここ数年、何かにやたら詳しいというヲタ基準がクリアできていません。この日もセキュリティ関係のニュース記事やら、新車の試乗インプレッションなどをあさっていたはずなのですが、
あ〜、世の中についていけてないなぁ。
知らない言葉だらけだよ…。
…という無力感に包まれただけに終わりました。自動車雑誌のサイトなどを見ても知らない車名ばっかりで、すごくダメダメな感じです。
5年ぐらい、海外の田舎で日本の動向を全く気にせずに畑仕事に終われたりしてみても、こんな状態になるのかなあ。