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正引き逆引きくん(並)
説明を読むのがめんどうな人は、フォームへジャンプ。
以前、PHPで拙く作った「正引き逆引きくん」というのを置いていたのですが、内部処理やらUIのデキがあまりにもよろしくないので撤去しておりました。が。
「もすこしマシなものに組みなおそう」という心境になったので、Perlでごにょごにょと組んで再び設置しました。操作性がかすかに向上しているかもしれません。使用言語がなぜPHPからPerlに変わったのかは、作った本人もよくわかっていません。
こんなときに。
- 「IPアドレスはわかってるんだけど、これ、どこのホストよ?」というとき。
- 「リモホはわかってるんだけど、これのIPアドレスは?」というとき。
- UNIX系OSを使っているんだけど host やら dig コマンドを使うのが面倒なとき。
- Win2k以上を使っているんだけど nslookup コマンドの使いかたを知らないとき。
- とっつきやすいGUIで操作できるフリーウェアを探したり導入したりしたくないとき。
- 「正引きしてから逆引き」を一撃で片づけたいとき。また、そんなスクリプトすら書くのも面倒なとき。
基本的に、お使いのPCで片づくはずの用事しかしてくれなさそうなスクリプトです。
「正引きしてから逆引き」(二重逆引きとかdouble-reverse lookupとかいうらしい)が一撃で片づくと何がどう便利なのかは知らないほうが普通の生活を送れそうな気がします。ホスト名を突っ込むだけでどこのレンタルサーバ/ホスティング会社を使ってるかとか、どこの回線を使ってるかを調べるのが楽になったりするかもしれないとか、そういう用途かもしれません。
「わけわかんねぇよ、バカ」「で、これが何かの役に立つとでも?」というツッコミをしない、思いやりのある世の中に憧れています。
使いかた。
フォームのテキストエリアに、ホスト名(FQDN)またはIPアドレスを1つずつ改行で区切って(10件以内)叩き込んでポムすると結果表示ページに遷移します。
一度に最大10件までまとめて問い合わせができる仕組みになっているのですが、11件以上入力してポムすると、上から10件まで処理して結果を返すような親切心もないままにエラーを吐きますのでご注意ください。
入力の例。
正しい入力例。
- www.example.com
- 192.168.11.150
- このような形式のものを1行につき1件ずつ入力してください。
気持ちはわからなくもないけどエラーになる入力例。
- .example.com
- 192.168.0.
- *.example.comや192.168.0.*な全レコードを走査する機能はありません。
- 192.168.0.0/24
- 192.168.0.0/255.255.255.0
- ネットマスクを律儀に読んで動くような親切心に欠けるスクリプトです。
- www.example.jp:80
- :port で記述されるポート番号は、手作業で削ってください。
エラーが出そうな気配を感じて欲しい入力例。
- 「国際化ドメインはどうなのさ?」
- punycodeでお願いします。
- 172.17.1.127
- いわゆる半角でお願いします。
- http://sample.example.com:8080/~username/script.cgi?param1=hoge¶m2=fuga
- それはホスト名でもIPアドレスでもありません。多くの閲覧環境で赤くて太字になってるはずの個所がホスト名です。
ただ単に「IPアドレス←→ホスト名」の変換をするだけなの?
基本的にはそれだけです。ただ、ホスト名が入力された場合には、頼まれてもいないのに勝手に二重逆引きしますので、二重逆引き結果までたどり着ける場合は、
入力されたホスト名 [正引き結果のIP] → そのIPから逆引きしたホスト名
という形で結果が返ります。でもやっぱりそれだけです。
「なんだか納得がいかない」というときは、めんどうでも使いかた。を読んでみると何かわかるかもしれません。余計に納得がいかなくなるかもしれません。
障害報告、ご意見ご要望等々があれば、お気軽に付属掲示板などでお知らせください。リンクはなんとなく適当にどうぞ。
今までのあゆみ。
- Ver.0.2 - 25 Jun 2011
- 正規表現の詰めが甘かった個所、あちこち修正。
- CGI.pmさんにどうでもいいことまで任せる方向でごっそり書き換え(低速化)。大量にバグを仕込んだ可能性あり。
- 今までおかしな入力向けの「わかんないんです」という答えで片付けていたlocalhostを特別扱いする方針に。
- Ver.0.1 - 26 Nov 2006
- Perlで書き直して、また設置。スクリプトが完全に別のものになったので、「正引き逆引きくん」から「正引き逆引きくん(並)」に名前も変更。
- 1 Jun 2006
- 何かといたたまれなくなって、撤去。
- Ver.0.06a - 26 May 2005
- GETからPOSTに変更。
- Ver.0.06 - 18 May 2005
- FQDNやIPには「ないはず」のスラッシュが入ってたら、parse_url()先生にお伺いを立てることにした。 scheme:// や :port がくっついていても、parse_url()先生の力量でどうにかなる場合に限り、めげない。
- Ver.0.05a - 16 May 2005
- Bug Fixばかり。
- Ver.0.05 - 10 May 2005
-
はじめから作り直した。Ver.0.04aまでは何だったんだろう。
- 「正引き/逆引き/正引きして逆引き」の選択が、ラジオボタンからリストをプルダウンしてもらう方式になった。
- 繰り返し入力するときにいちいちスクロールして戻らにゃならんという謎の不便さを解消。
- エラートラップ大幅増量。正引き/逆引きの選択が逆になってたりしても「引けたら返す」ので少し親切になった。
- 「そしたら選択してもらう必要はないんじゃないのか?」と、作ってから気づいた。
- もののはずみで、すごくたよりないカウンタをつけた。リロードでも増える。
- Ver.0.04a - 09 May 2005
- 環境変数表示をやめたり、結果の表示位置を変えたり。
- Ver.0.04 - 08 May 2005
- なんとなくIPアドレスっぽくないデータで「逆引きでポム」されたときは、「正引きでポムしてみると引けるかも」ということを、そこはかとなく伝えてみるようにした。トラップしたのは「そこだけ」なので、やっぱりまだ不親切。
- Ver.0.03a - 01 Oct 2004
- 内部的にこっそりとした修正。
- Ver.0.03 - 14 Sep 2004
- 「引こうとしても引けなかったとき」に少しは親切そうなメッセージを出す仕組みを導入。
- Ver.0.02 - 04 Sep 2004
- 正引きでポム、逆引きでポムだけでは物足りないので、正引きして逆引きでポム機能を追加。設置翌日にそれはどうなのか。
- Ver.0.01 - 03 Sep 2004
- なんとなく設置。
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